近隣には田畑の残る環境に計画されたこどもクリニックです。熱のある子、熱のない子、感染症の疑いのある子、ワクチンを接種に来る子たちが互いに交わらないような導線の工夫のほか、広い駐車場スペース、ぬれずに乗り降りできる大きな車寄せ、横になれる奥行きの広いベンチ、赤ちゃんのベッド、子どもたちが退屈しない様々な仕掛け、年長の子たちの読書コーナーなど、既存のクリニックでの診療を通じ蓄積されたたくさんのアイディアを丁寧に実現しました。いままでのクリニックのイメージを壊す事のないよう受け継ぐデザインを心掛けました